こんにちは、みきこです。今回は、「甲状腺がん術後からの妊活」について書いてみようと思います。(実は何度もこの記事を書いては消してます。ネガティブな気持ちになってしまってなかなか進まなかった(^^;)でも、誰かの役に立てるなら嬉しいし、記録に残すことにしました。)
Contents
私の甲状腺がん術後からの妊活記録
私のプロフィール
私が結婚をしたのは、26歳でした。その年に職場で受けれる人間ドックで引っかかって、専門病院を受診して「甲状腺がん」と診断を受けました。
当時の私は、“がん”と診断されたことよりも“放射線治療後から1年は避妊が必要なこと”の方が、ショックでした。(看護師として働いているので、がん=死ということは考えませんでした)結婚して、そろそろ子ども欲しいなーなんて思っていた時期だったし、30歳までには子ども2人くらい欲しいなーなんて思っていたから…。
正直に言えば、病気によって思い描いていた人生プランが崩れました。
手術をしたのち、放射性ヨウ素内用療法を行い、1年が過ぎてようやく妊活の許可が主治医から降りました。許可が降りたのは2020年の7月、29歳の終わり頃でした。
ようやく妊活の許可が降りたが・・・
まず始めて見たのが基礎体温、タイミング、排卵検査薬。
基礎体温を測り始めたときは、不慣れだったけど、最近はもう習慣になっている。きちんと出来ているのも、仕事が夜勤なしの日勤勤務だからかもしれない。数か月続けてみて、基礎体温が二相性になってたし、排卵検査薬も使ってみて、排卵はしてるようだった。
じゃあ、なんで妊娠できないの・・・?
仕事があるから、迷惑をかけてしまうかもしれない。知られたくない。妊娠出来ない原因があるとしたらこわい。とか、色々考えながら、不妊治療への重い腰をようやく上げる事にしました。
2021年9月:不妊治療のクリニックに受診することに決める
不妊治療のクリニックに通い始めたのが2021年の9月頃。
家から近いクリニックに通うことに決めました。通院って大変だもの…。
クリニックを調べたら「持病があるかたは紹介状をご持参ください」と書かれていたから、甲状腺の定期受診の診察のときに、診療情報提供書をお願いしました。
大変だろうから、後日郵送かなあーなんて思っていたら、その場で書いてくれた。先生、優しい。主治医がこの先生で良かったって思う。いつも、気持ちに寄り添ってくれる。
不妊治療のクリニックに通って検査を受ける
クリニックに行って一通り検査を受けてきました。
一通り検査を受けて、わかったことは2㎝くらいのポリープがあるみたい。でも、先生がいうには「ポリープがあっても妊娠する人は沢山いる」って。でも、結構2㎝って大きいような気がするけどなあ…(゚Д゚;)
それから、AMH(抗ミュラー管ホルモン)って聞いたことあります??卵巣内にある卵胞数なんだけども…それが思った以上に低い!!!個人差があるからと言われたけど。それにしたって・・・。
ゆっくりしている場合ではないと、考えるきっかけになりました。
2021年11月:ポリープ切除術を受ける
2021年11月頃、クリニックでポリープの切除術を受けました。
人工授精を受けるも…
その後、人工授精を5回ほど受けましたがダメ。私は原因不明の不妊らしい。原因不明だとなんだかもどかしい。人工授精で妊娠する場合の70~80%が6回までに妊娠するらしい。
このまま、人工授精でトライしても赤ちゃんを授かれる気がしない。人工授精5回目がダメだった時点で体外受精の説明会に参加する事を決めました。
生殖補助医療の説明会に夫婦で参加する
説明会に参加して思ったのは、生殖補助医療になると一気に通院の頻度が増えるということ。
私はパートで働いていたので仕事の日数を週5→週4に減らして貰いました。
これが正社員だったら平日にクリニックに通ったりするので、仕事のとの両立は正直難しいと感じました。
2022年6月:ステップアップし生殖補助医療へ
良いタイミングで令和4年4月から不妊治療が保険適用になった!本当に有難い。
しかも、不妊治療が保険適用になったことで、医療保険の給付金が降りる可能性があると。(後日、加入している保険会社に確認したら適用になるそう!)ありがたや~ありがたや~。
採卵に向けて、自己注射始まった。看護師の私でも自分に注射するのは緊張した。深呼吸して、覚悟を決めてぶすっと。
そして2022年6月、初めての採卵。採卵10個出来て、6個胚凍結保存することが出来ました。
2022年7月:胚移植1回目
2022年7月頃に胚移植1回目を受けて、8月頃妊娠することが出来て2023年4月頃出産予定です。妊娠していると、先生に説明を受けたときは信じられない気持ちでした。だって何回も妊娠検査薬を使っても陰性のラインしか出なくて…何度涙したことか…。
クリニックには残り4個胚凍結しているものがあります。私が、第2子を希望するときはまたクリニックにお世話になるのかなと思っています。