病気の話

お見舞いのタイミングとお見舞いでもらって嬉しいもの

こんにちは、みきこです。

家族、友人、職場の上司後輩など、大切な人が入院したと知ったらお見舞いに駆け付けたい!お見舞いの品を持っていきたいと思いますよね。

入院した経験がない場合、「いつ頃お見舞いに行っていいのか」「お見舞いの品はどんなものが喜ばれるのか」わからず悩むこともあるのではないでしょうか。

私は、甲状腺がんで入院・手術をした経験があります。その時の実体験からお見舞いのタイミングと、お見舞いで貰って嬉しかった物を紹介したいと思います。悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

お見舞いに行くときには、事前確認しよう

まずはお見舞いに行っていいか確認する

中には、「弱っているところを見せたくない」という方もいます。その為、まずはお見舞いに行っていいか本人に確認しましょう。

筆者が入院した時には、職場の上司のお見舞いを断りました。職場の上司に、私も弱っているところを見られたくなかったですし、ボサボサな状態を見られたりするのが嫌だったからです。お見舞いは断ってしまいましたが、お気持ちはすごく嬉しかったです。

いつお見舞いに行っていいか確認しよう

本人に「いつお見舞いに行っていいか」確認しましょう。

【お見舞いを避けた方かいい日】

  • 入院日
  • 検査日
  • 手術日の前後

入院日:入院日の説明があったりして意外と忙しいです。

手術前日:手術の説明があったり前処置があったりします。その為手術前日は避けた方がいいかもしれません。

手術後:初めての歩行があったり、管を外したり、割と忙しい。そして、体力なし。筆者は術後1日目に、大丈夫だろ~と思ってお見舞いの約束していたのですが、思ったより手術の侵襲がでかく、とても会える状態ではなく断りました…。働いている際に、初回歩行ですいすいと歩いている方凄いと思いましたよ!術後1日目は本当にしんどかったです。

サプライズ訪問は避ける

入院期間中は、サプライズで尋ねるのは禁物です✖

入院中すっぴんであったり、術後にはおしっこの管が繋がっていたりすることもあります。親しい人でも見られたくない姿でもありますので、入院中のサプライズ訪問は避けて下さい。

お見舞いの品選びで気をつけて欲しいこと

お見舞いの品を選ぶ際には気をつけて欲しい事があります。

退院後に“持ち帰る”という事も忘れないでください。

退院の際、タクシーや車で、帰る場合には気にしなくていいかもしれませんが、中には電車で帰る方もいらっしゃいます。

  • かさ張るもの
  • 大きいもの
  • 割れやすいもの

などのお見舞いの品は持ち帰る際に大変なので気をつけて下さい。

お見舞いの品を考えるとき「食べ物・飲み物」「雑誌・本」「お花」を検討している方が多いと思うので、各カテゴリーごとに注意する点をまとめたので参考にしてみて下さい。

食べ物・飲み物

1.食事制限がないか確認する

入院の際には食事制限をしていたり禁食の場合があります。また、免疫力が低下している時には、果物などの生ものが禁止になっている事もあります。

その為、食べ物を持っていこうかな…?と考えている方がいたら事前に本人へ食事制限がないか確認したほうがいいかと思います◎

2.冷蔵庫が備えられていない事もある

冷蔵庫が備え付けられていない病室もあります。その為、要冷蔵のものを持っていきたい場合には、事前に確認したほうがいいです。

雑誌・本

入院中のテーマが重い本は避けた方がいいです。はっきり言ってしまえば、主人公が病気や交通事故などで死んでしまう系の本などです。

気持ちが明るくなるような本を選ばれるといいかと思います。その人の気持ちや、趣味にあった本を選ぶと喜ばれるかと思います。

禁食中や食事制限中の方の場合には、食べ物系の雑誌や本は避けたほうがいいかもしれません。

お花

生花は現在、感染源になることからほとんどの病院では持ち込みを禁止しています。

その為、生花は避けた方が無難かと思います。

病院で勤めている際、胡蝶蘭の見舞い品があって禁止なことを伝える際にはちょっと心苦しかったです…。花、とても綺麗なんですけどね。

生花はダメならプリザーブドフラワーやハーバリウムはどうなの…?と思われる方もいるかもしれません。お見舞いの品で、ネットで調べるとプリザーブドフラワーやハーバリウムが出てくる事があります。

しかし、私はこれらも避けた方がいいと思っています。ハーバリウムってガラス容器に入っていますよね。入院中は割れるガラス容器がなるべくやめた方がいいと思っているのと飾るところがあまりないからです。

そしてこれは、看護師として病院で働いている時の話なんですが、認知症のある方がお花を食べてしまった・ハーバリウムの蓋を開けて中に入っているお花を食べてしまった事例があります。。。食べるわけないでしょ!と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、本当にこういうことがあります。

その為、私はお見舞いの品で生花・プリザーブドフラワーやハーバリウムを含んでもお花をお見舞い品に選ぶのは控えた方がいいと思っています。

実際にお見舞い品で貰って嬉しかったもの・お見舞いの品で貰って嬉しかったもの

では、実際にお見舞い品で貰って嬉しかったものを含んで、お見舞いの品で貰って嬉しいものを紹介したいと思います。

紅茶や珈琲

ティーパックやスティックタイプの物がおすすめです。保管も簡単ですし、退院の際に重くないし、場所も取らないので、お見舞いの品に最適です。

病院のコンビニ・自動販売機にない飲み物

入院中、病棟に置かれている自販機で同じ飲み物ばかり飲みます。その為、病院のコンビニや自動販売機にない飲み物を持ってきてくれると嬉しいです。

個包装のふりかけ

これも、食事制限がない事が前提ですが喜ばれると思います。私自身も白ご飯に飽きてしまって、病院内のコンビニでふりかけを購入しました。

個包装のお菓子やゼリー

常温保存が可能な個包装のお菓子やゼリーを持っていくと喜ばれるかと思います。

雑誌・本

お見舞いの品で定番ですが雑誌・本はもらって嬉しいです。

《実際に私がお見舞いでもらって嬉しかった本》

  • ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話/清水めりぃ
  • 私がオバさんになったよ/ジェーン・スー
  • 死ぬまでに行きたい!世界の絶景/詩歩

喜ばれるポイントは、入院中だということを忘れられる本だと思います。

めぐりズム

めぐりズムの「蒸気でグッドナイト 首もとあったかシート」です。あったかくて、癒されました。肩こりが半端なかったので、凄く嬉しかったです。心を落ち着かせたいとき、リラックスできるアイテムです。

治療後に必要になるもの

私の場合は、甲状腺の手術を受けた為、術後に必要になるスカーフを友人がプレゼントしてくれました。スカーフを貰った時にはとても嬉しかったです。おそらく、私の友人は甲状腺の手術を調べてくれてスカーフをプレゼントしてくれたのだと思います。

化学療法を受ける際には、副作用などで帽子が必要になることもあります。その為、治療後に必要になるものをプレゼントするのも喜ばれるかと思います◎

実際にお見舞いでもらって嬉しかったもの【その他】

お手紙

これが一番嬉しかったです。入院中って、割と時間もあるし、考えないようにしてもネガティブな事考えちゃったりするんですよね。そんなとき、友人からのお手紙読んで勇気貰えたし、ハッピーな気持ちになれました。

御守り

自分のことを思って、御守りを買いに行ってくれたんだな…と思うと凄く嬉しかったです。入院中は、見えるところに御守りを飾っていました。

まとめ

いかがでしたか?

ここまで書いておいていうのもなんですが「お見舞いに来てくれた」だけで本当に嬉しかったです。入院生活は普段の生活とは違います。なので、入院中に会いに来てくれただけで、本当に嬉しいものです。面会に来てくれた家族・友人には感謝でいっぱいですし、忘れることはありません。

仲がいいのであれば、「何が欲しいのか」聴いてみるのもいいと思います。少しでもこの記事が参考になっていれば嬉しいです。それでは!